- はじめに
- 前向きは「気合」ではなく「脳の仕組み」で作られる
- 前向き思考の司令塔「前頭前野」
- 不安を作る「扁桃体」に支配されると前向きになれない
- 不安が出た時にやってはいけないこと
- 正しい順番は「前頭前野 → 扁桃体」
- やる気スイッチ「側坐核」
- 側坐核を動かす一番簡単な方法
- 未来ではなく「今日」に集中する
- 前向き脳を作る黄金ルート
- まとめ
- 前向きになる為の脳の正しい使い方(視聴者様専用ワークシート)
- このワークについて
- STEP1:今の気持ちを書き出す(前頭前野を活性化)
- STEP2:感情を客観視する(扁桃体を落ち着かせる)
- STEP3:3分でできる行動を決める(側坐核を刺激)
- STEP4:実行するタイミングを決める
- STEP5:できた自分を認める
- 毎日1分 前向き脳リセット習慣
- 脳の正しい使い方おさらい
- 最後に
はじめに
「前向きになりたいのに気持ちがついてこない」
「やる気を出そうとしても、すぐ疲れてしまう」
そんな経験はありませんか?
実はこれは、あなたの意志が弱いからでも、性格の問題でもありません。
脳の使い方と順番を間違えているだけなのです。
ここでは、無理にポジティブにならなくても、自然に前向きな気持ちが生まれる「脳の正しい使い方」を、脳の部位と一緒に分かりやすく解説していきます。
前向きは「気合」ではなく「脳の仕組み」で作られる

多くの人は、
「もっと前向きにならなきゃ」
「気持ちを切り替えよう」
と気合で何とかしようとします。
しかし、脳は気合では動きません。
前向きな気持ちは、脳の中で起きている反応の結果として生まれます。
つまり、正しい順番で脳を使えば、前向きな感情は後から自然についてくるのです。
前向き思考の司令塔「前頭前野」

まず重要なのが、おでこの裏側にある「前頭前野」です。
前頭前野は、
・感情のコントロール
・冷静な判断
・前向きな考え直し
・目標設定
などを担当しています。
前向きな人は、特別にポジティブな性格なのではなく、この前頭前野がうまく働いている状態なのです。
不安を作る「扁桃体」に支配されると前向きになれない

脳の奥には「扁桃体」という部分があります。
ここは、
・恐怖
・不安
・危険察知
を担当しています。
ストレスが強いと、この扁桃体が過剰に反応し、
「どうせ無理だ」
「失敗するに決まっている」
といったネガティブな思考を自動的に作り出します。
この状態では、いくら前向きになろうとしても難しくなります。
不安が出た時にやってはいけないこと

嫌なことがあった時、
「考えないようにしよう」
「気にしないようにしよう」
と無理に抑え込もうとする人は多いです。
しかしこれは逆効果です。
脳は「考えるな」と言われるほど、逆にそのことを意識してしまいます。
結果として、不安を作る扁桃体をさらに刺激してしまうのです。
正しい順番は「前頭前野 → 扁桃体」

前向きになるためのコツは、不安を消そうとすることではありません。
先に前頭前野を働かせることです。
その方法はとてもシンプルです。
「今、不安を感じているな」
「少し疲れているな」
と、今の気持ちを言葉にします。
これだけで前頭前野が働き始め、扁桃体の興奮が自然と落ち着いていきます。
感情を否定せず、客観的に観察することがポイントです。
やる気スイッチ「側坐核」

次に重要なのが「側坐核」です。
側坐核は、
・やる気
・ワクワク感
・行動エネルギー
を生み出す場所です。
多くの人は「やる気が出たら動こう」と考えますが、脳の仕組みは逆です。
行動した後にやる気が生まれる構造になっています。
側坐核を動かす一番簡単な方法

側坐核を刺激する一番簡単な方法は、小さな達成を作ることです。
例えば、
・机の上を片付ける
・水を一杯飲む
・ストレッチをする
・メモを1行書く
といった、とても簡単なことで構いません。
これだけでも脳は「できた」と判断し、やる気を生み出す物質が分泌され始めます。
前向きな状態は、考えよりも行動から作られていきます。
未来ではなく「今日」に集中する

脳は、遠い未来を考えるほど不安を大きくします。
「この先どうなるのだろう」
「失敗したらどうしよう」
と考え始めると、再び扁桃体が活性化します。
そこで大切なのは、「今日できる一つ」に意識を戻すことです。
今日やることを一つだけ決める。
それだけで脳は安心モードに切り替わり、前向きな状態を作りやすくなります。
前向き脳を作る黄金ルート

ここまでの内容をまとめます。
前向きになるための脳の正しい順番は、
① 前頭前野で感情を言語化する
② 扁桃体の興奮を落ち着かせる
③ 側坐核を小さな行動で刺激する
この流れです。
この順番を意識するだけで、無理にポジティブにならなくても、自然に気持ちが前向きに切り替わっていきます。
まとめ
前向きになるというのは、才能でも性格でもありません。
脳の使い方の技術です。
前頭前野を起こし、扁桃体を落ち着かせ、側坐核で動き出す。
この順番を意識しながら、今日の小さな一歩を積み重ねていきましょう。
あなたは、すでに前に進み始めています。
前向きになる為の脳の正しい使い方(視聴者様専用ワークシート)
このワークについて
このワークは、
脳の仕組みを活かして「自然に前向きになる状態」を作るための実践シートです。
無理にポジティブになる必要はありません。
正しい順番で脳を使うことで、気持ちはあとからついてきます。
所要時間は3分〜5分です。
紙に書くか、スマホのメモでも構いません。
STEP1:今の気持ちを書き出す(前頭前野を活性化)

まずは、今の気持ちをそのまま書きましょう。
良い・悪いの判断はしません。
ただ事実として書き出します。
例:
・少し不安
・やる気が出ない
・疲れている
・モヤモヤしている
▼ 今の気持ち
STEP2:感情を客観視する(扁桃体を落ち着かせる)

次の文章を心の中でゆっくり読みます。
「私は今、〇〇という感情を感じている」
▼ 〇〇に入る言葉
ポイントは、
感情を消そうとしないこと。
「感じている」と認めるだけで脳は落ち着き始めます。
STEP3:3分でできる行動を決める(側坐核を刺激)

今すぐできる小さな行動を1つ決めます。
例:
・水を一杯飲む
・机の上を片付ける
・ストレッチをする
・メモを1行書く
▼ 今日の3分アクション
STEP4:実行するタイミングを決める

「いつやるか」を具体的に決めます。
例:
・この記事を読み終わったらすぐ
・◯時になったら
・歯磨きの後
▼ 実行タイミング
STEP5:できた自分を認める

行動できたら、心の中で次の言葉をかけてください。
「よくやった」
「ちゃんと前に進んでいる」
これは脳のやる気スイッチをさらに強くします。
毎日1分 前向き脳リセット習慣

夜または朝に、次の2つだけ行いましょう。
① 今日できた小さなこと
② 今日の自分への一言
脳の正しい使い方おさらい
前向きになる黄金ルート
① 前頭前野:感情を言葉にする
② 扁桃体:不安を落ち着かせる
③ 側坐核:小さな行動でやる気を作る
この順番を意識するだけで、
前向きな状態は自然に作れます。
最後に

前向きになるのは才能ではありません。
脳の使い方を知れば、誰でも変えられます。
今日の小さな一歩が、
あなたの未来を少しずつ動かしていきます。
焦らず、比べず、
自分のペースで続けていきましょう。
最後までお読み頂きありがとうございました。
ひとやすみの森